勝浦の海ってポイントとして魅力的
千葉県沖の海は、南からの海流「黒潮」と北からの海流「親潮」が交わる場所であり、栄養分が豊富なため多種多様な生物が住んでいます。イサキやアジなどの群れや、ブリやカンパチなどの回遊魚が見られるスポットがあったり、岩場でゆっくりウミウシや甲殻類などのマクロ生物たちを探したりと、房総半島・南房総のなかでも館山と並ぶほどの人気おすすめポイントです。
意外かもしれませんが千葉の海でもクマノミやチョウチョウウオなどのカラフルな熱帯魚が見られます。体験ダイビングやシュノーケルでも色とりどりの魚たちに出会うことができますよ。
また、沖のボートポイント(※ライセンス保持者のみ)へ行けば、起状の富んだダイナミックな地形が多く、海中の景観も楽しめます。ダイビングを楽しみたい方、海の生物を間近で観察してみたい方は、ぜひ勝浦の海へ!
ダイビングスポットのおすすめ
勝浦(鵜原)エリアでダイビングをするなら、イソムラがおすすめです。イソムラは最大深度が約30mとなっています。南からボートに乗って、約12分くらいで到着します。白い砂地に囲まれた大きな根となっているイソムラは、1ダイブではまわりきれないほどの広さとなっているのが特徴です。千葉県の青い海の美しさを引き立てている巨大なクレバスが複数あるのも、イソムラならではの魅力的となっています。
イソムラは黒潮の影を受けやすい沖の方にあるため、大型回遊魚もたくさん集まりやすいエリアになっています。特に、ブリやカンパチなどの魚が出現しやすく、時々大きなヒラマサが現れることもあります。イサキやタカベの大群などを見ることができ、間近で迫力ある魚の群れをじっくり眺められるのがイソムラの魅力です。また、ネコザメやクロアナゴ、クエなどの大きな魚を見ることもあり、根の頂上と水底の水深差が15mもあるので迫力ある景色を楽しむことができるでしょう。
行川エリアでダイビングをするならば、新浜がおすすめです。最大深度が12mと浅く、体験ダイビングやライセンス取得講習をするポイントでもあるので、初心者の方でも安心して楽しむことができます。ポイントへは船外機という小さい船を利用し、港から出港してわずか1分で到着する近場にあります。準備をしているうちにポイントへ着いてしまうので、大きな船だと船酔いしてしまうような船が苦手な方へおすすめです。
新浜で見ることができるのは、岩場に隠れるような小さい生物が中心となります。ハゼやカサゴ、ギンポの仲間や、ウミウシ、甲殻類の仲間も多いです。夏から秋にかけてはイソギンチャクエリアにクマノミやソラスズメダイの群れが現れたり、チョウチョウウオの仲間たちが現れたり。冬になればウミウシが増え、春になるとマクロ派ダイバーのアイドル、ダンゴウオが多く現れるのも新浜の特徴で、初心者の方はもちろん、ベテランの方でも唸る生物の豊富さです。水深が全体的に浅いので、時間を気にせずじっくり写真を撮りたいフォト派ダイバーにも人気のポイントです。
いろいろな生きものに出会う
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勝浦ダイビングリゾート
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