BLUE FLAG

2025年 環境教育実施報告


ブルーフラッグの目的はSDGsの理念と一致しており、「持続可能なまちづくり」を実現することにつながります。その一環で「環境教育」にも積極的に取り組み、様々なプログラムを実施しています。

 

photo:興津海水浴場

第1回

クサフグの産卵観察会


実施日:2025年6月27日


活動の目標:興津海岸での貴重な自然現象の観察を通じて、環境を守る大切さを学習します。


対象:小学生を中心にした一般市民の方


活動内容:毎年6月下旬から7月上旬にかけての満月及び新月の2日後から3日間の夕刻満潮の2時間前項からみることができるクサフグの産卵は、特異な行動で知られる産卵です。興津海岸では約20年前に、はじめて確認されました。2023年の国際環境認証「ブルーフラッグ」取得を機に、環境教育の一環として観察会を開催しています。当日は、クサフグの産卵行動、時期などとともに、クサフグの産卵場所は日本でも数カ所しかなく、その中に興津海岸が選ばれていることは産卵環境に適した場所であることを参加者に理解していただき、自然環境を守ることの大切さを参加者に伝えていく内容です。


活動報告:約100人の参加者に対して、興津海岸が産卵に適した場所であることは、この海岸の環境が産卵に適した場所であり、環境を守ることの大切さを理解してもらうことができました。


第2回

バリアフリービーチ講習会の開催とMobi-Chairの活用


実施日:2025年7月14日


活動の目標:「障害を理由に海水浴をあきらめてしまった人に海水浴を楽しんでもらう」ことを学び「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」を目指していきます。


活動対象:興津海水浴場に関係する方々をはじめとする地元の方々


活動内容:海水浴場開設を前に安全で安心な誰もが楽しめる海水浴場を目指して、興津区民会館において、NPO法人湘南バリアフリーツアーセンター榊原理事長、一般社団法人日本ブルーフラッグ協会片山代表理事を講師に迎え、バリアフリービーチ講習会を開催しました。当日は、地元興津区及び興津観光協会などの関係者をはじめ勝浦ライフセービンクラブのライフセーバーの方などが参加し、講義では、バリアフリーの本質は「障がいのある方が、安心できる雰囲気がある場所」であること、バリアフリービーチは「障がいを理由に海水浴をあきらめてしまった方に海水浴を楽しめるビーチ」であることを学び、実技としてMobi-Chairの操作訓練を行いました。今年の興津海水浴場では、Mobi-Chairの利用に際して、勝浦市観光協会に予約の連絡と必要な情報の提供⇒その際に注意事項をお知らせ⇒興津観光協会に連絡⇒前日に障がい者駐車場の確保⇒Mobi-Chairの利用というシステムで運用することができるようにします。


活動報告:海水浴場開設を前にバリアフリービーチについてと、水陸両用ビーチ車椅子である「Mobi-Chair」の使用方法の講習会を開催し、座学でバリアフリービーチとはどういうビーチかを学び、実技で水陸両用ビーチ車椅子「Mobi-Chair」の操作訓練を行いました。講習会を通して、興津海水浴場では「Mobi-Chair」使用の手順を作り上げることができました。


第3回

興津海水浴場海開きでのブルーフラッグ取得宣言


実施日:2025年7月19日


活動目標:海水浴場開設に合わせて、2025年も国際環境認証ブルーフラッグが取得できたことを示して、海の環境を守り、興津海水浴場が「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」であることを啓発します。


対象:地元興津区、興津海水浴場関係者及び興津海水浴場を利用される方々


活動内容:その年の海水浴場の安全を祈願することを目的に、海水浴場開設日に海開きの式典を実施しています。その際に、ブルーフラッグ旗を監視所わきのポールに掲揚するとともに、Mobi-Chair用のマットを敷設し、マットの周囲にのぼり旗を立ててブルーフラッグ認証海岸であることをアピールします。また、式典で2025年も国際環境認証ブルーフラッグを取得できたこと、ブルーフラッグの意義、併せて海の環境を守り、興津海水浴場が「きれいで安心で誰もが楽しめる優しいビーチ」としての取組を継続していくことを、掲揚したブルーフラッグ旗の元で宣言します。この内容は、放送設備で海水浴場全体に流され、興津海水浴場を訪れた人たちにも啓発します。


活動報告:海水浴場監視所脇のポールにブルーフラッグ旗を掲揚、砂浜に水陸両用車椅子Mobi-Chair用マットを敷設、その周囲にのぼり旗を立てて「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」であることをアピールできました。また、放送設備を活用して海の環境を守ることを放送し、海水浴場を訪れた人たちにも啓発することができました。


第4回

ビーチクリーン活動


実施日:2025年7月27日


活動目標:海岸環境を守るための活動を実践ことにより、海岸を利用される方々に環境保全の大切さを理解していただくことを啓発します。


対象:興津観光協会をはじめとする海水浴場関係者の皆様、東日本旅客鉄道株式会社勝浦駅職員の皆様


活動内容:東日本旅客鉄道株式会社勝浦駅職員、勝浦市観光商工課職員及び(一社)勝浦市観光協会職員による興津海水浴場のビーチクリーン活動を実施します。なお、海水浴場開設期間中は、地元観光協会の方々が毎朝海岸清掃を行い、きれいなビーチの維持管理に努めています。


活動報告:地元の興津観光協会は、毎日海岸清掃を行い、「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」を守り続けています。また、7月27日には東日本旅客鉄道株式会社勝浦駅駅員、勝浦市観光商工課職員及び(一社)勝浦市観光協会職員によるビーチクリーン活動を実施し、みんなでビーチの環境を守ることを啓発することができました。活動中は、海水浴場全体に活動の内容が随時放送されたためか、活動中には、海水浴客が周りのごみを拾って持ってくるなどの行動が見られました。


第5回

ジュニアライフセービング教室での環境教育


実施日:2025年8月13日・16日


活動の目標:海で安全に遊び知識、技術を身に着けるとともに、併せて海の環境にも関心をもっていただく。


対象:一般市民・海水浴場に来ている子ども及び保護者


活動内容:勝浦ライフセービングクラブによる『自分の身は自分で守る』をモットーとした、海の楽しさと安全に関する知識を遊びの中から身につける教室です。対象は、地元の子どもたちや海水浴場に来ている子ども及び保護者となります。内容は、ライフジャケットの着方や水中での身のこなし方、ライフセーバーの救助器材に触れたり、ライフセービング競技であるビーチフラッグスを行ったりします。この教室の中において、海辺のごみ問題について考えたり、ビーチクリーン活動も実施します。なお、興津海水浴場は8月13日に実施しました。


活動報告:勝浦ライフセービングクラブによる『自分の身は自分で守る』をモットーとして、海の楽しさと安全に関する知識を遊びの中から身につける教室の開催に併せてビーチクリーン活動を実施し、海のごみ問題について考えることができました。


第6回

「興津湾灯篭流し」開催時におけるブルーフラッグ啓発活動


実施日:2025年8月14日


活動の目標:興津海水浴場において開催されるイベントを通して、地元住民の方をはじめとするイベントに参加される方に対して、ブルーフラッグの意義を伝えるとともに、海の環境問題への関心を高めてもらう。


対象:地域住民をはじめとするイベント参加者


活動内容:毎年8月14日に興津海水浴場において毎年開催されるイベント「興津湾灯篭流し」(主催:興津観光協会、共催:興津区など)において、参加される方を対象に、今年も国際環境認証ブルーフラッグを取得できたこと、ブルーフラッグの内容、海の環境を守ることの大切さと興津海水浴場が「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」として世界に認められたことを啓発します。


活動報告:約1,000人が集まるイベントを活用して、今年も国際環境認証ブルーフラッグが取得できたこと、海の環境を守る大切さ、興津海水浴場が「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」であり、これからも守っていくことの大切さを伝えることができました。


第7回

勝浦市立勝浦中学校 海の出張授業


実施日:2025月12月9日


活動の目標:世界・日本の海の環境問題の現状認識、興津海水浴場が取得した海の国際環境認証「ブルーフラッグ」の取組を学び、一人一人が自分に何ができるかを考えます。


対象:勝浦中学校第1年生徒及び先生


活動内容:

①講義:海洋ごみ問題の解決に向けた挑戦として、国際環境認証ブルーフラッグ取得の取り組みについての講義を行います。

②グループワーク:グループを編成し、ブルーフラッグ認証を維持するために、自分たちに何ができるのかを話し合い、結果をまとめていただきます。

③グループ発表:まとめた結果を各グループごとに発表します。


活動報告:勝浦中学校第1学年生徒を対象に、一般社団法人日本ブルーフラッグ協会片山代表理事及び西尾理事を講師に授業を実施しました。生徒の皆様は、今、海に何が起こっているのか、これからの環境をどのように守っていくのか、などの課題を自ら考え、実践することの大切さを学ぶ有意義な機会となりました。